朝9時から始まるバイトに向かう為に6時に起床する
7時から電車に乗り、一時間後の8時に乗り換え駅に到着
改札をくぐる為、ピタパをポケットの中でまさぐるが、無い。電車の中に置き去りにしてしまったと思い、インフォメーションに向かった時にはもう遅刻が決まっていた。
遅刻厳禁の単発バイト(72人募集)なのでもうバイトに行けない事は決定しているな、と思いながら駅でカード捜索の電話を一時間ほど待ち、その間に欠勤の連絡を済ませる。
派遣で飛ぶ人は大量にいるので、連絡する時の自分の気持ちも軽く、向こうはマニュアル通りの対応で欠勤の処理をしてくれた。
ピタパを置き去りにした電車からの電話の結果は「カード、見つかりませんでした」
一時間待ったのは一体何だったのか、人生とは
こんな時ドラエもんが側にいてくれれば、こんな思いをせずに済んだ筈だ。
朝6時に起きてピタパを無くす為だけに外出したという事実に絶望しながら、現金で出町柳に戻る。出町柳に着くまで読書でもしようとリュックの中を見たらピタパが見つかった。
もう遅いよ
p.s.ちなみに地震には一切気づきませんでした。