アジアのカンフー世代
この世に人間として生きていると
「あれ?この曲ってこんなに良かったっけ?」
といった感情が沸き起こる現象に陥る事がそこそこある。
最近この現象に陥ったので今回はそれについて書きたいと思う。
先日、車に乗っていた時、車内にはASIAN KUNG-FU GENERATIONの「藤沢ルーザー」が流れていた。
アジカンに関しては中高生の頃によく聞いていたし、カラオケにいけば90%の確率で「ソラニン」を歌うロボットと化しているので、藤沢ルーザーのイントロが流れ出したあたりは
「あぁ、懐かしいな」
程度の感動だったのだが一番が終わって二番に差し掛かる間奏の時には少し泣いてしまいそうな位のレベルまで感動が進化していた。
とにかくもう歌詞が素晴らしいのだ。
中高生の時にも歌詞は同様に意識して聞いていたが、「藤沢ルーザー」は特にピンとくる事は無く一通りアルバムとしての"慣らし"が終わった後はどちらかというと飛ばしてしまう曲だった記憶がある。
恐らく自分の環境がその時とは変わった事で歌詞に共感出来るようになったのであろう。
例えるなら、
失恋してない時に聞いた失恋ソングは微妙な印象だったが失恋してから急にその曲が好きになり聞くようになった。
みたいな…(藤沢ルーザーは失恋ソングではない、念の為)
中高生の時に聞いてピンとこなかった「割とよくある日々の擦れ違い」が最近では増えたのかもしれないし「僕は ほら 何にもないや」な状況になっているのかもしれないがそんな感じでもいいやと聞いてたら思える曲である。
そうだ 高いリール買おうか
今日はほら 天気がいいから
最後にliveの動画を貼るので是非見て欲しい。公式のPVを貼ろうと思ったが、PVだと情報量が多すぎて歌詞が頭に入ってこないのである
ASIAN KUNG-FU GENERATION/藤沢ルーザー(fujisawa loser)-live- - YouTube
p.s ジェネレーションとレボリューションを間違えてブログタイトルが危うく「アジアのカンフー革命」になるところでした。危ない。